屋根修理の費用相場と工法の選び方
屋根修理は「どの工法を選ぶか」で費用が数十万〜百万円単位で変わります。それぞれの違いと、自分の家に合う選び方を整理しました。
更新:2026-08-06
3つの工法の違い
屋根塗装(40万〜80万円)
表面を塗り直して防水機能とサビを回復させる、いちばん軽い工事です。スレートや金属屋根の色あせ・軽い劣化が対象。ただし塗装で直るのは表面の劣化までで、下地まで傷んでいる場合は塗っても解決しません。
カバー工法(80万〜150万円)
既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる工法です。既存屋根の撤去・処分がないぶん、葺き替えより安く工期も短め。ただし屋根が二重になるため重量が増え、下地が傷んでいる家や瓦屋根には向きません。
葺き替え(100万〜250万円)
既存の屋根をすべて撤去し、下地から新しくする工法です。費用は最も高いですが、下地から作り直すため寿命が長く、雨漏りが下地まで進んだ家や築年数の経った家に向いています。
いずれの工事でも、屋根上の作業には足場(15万〜25万円目安)が別途かかることが多い点は覚えておいてください。
どの工法を選ぶかの目安
ざっくりした目安として、色あせや軽い劣化なら塗装、表面材は傷んでいるが下地は無事ならカバー工法、下地まで傷んでいる・雨漏りが進んでいる・築年数が経っているなら葺き替え、という順で重い工事になります。判断のカギは「下地(屋根の内側の板)の状態」で、これは外から見ても分からないため、業者に屋根裏や小屋裏を確認してもらうのが確実です。塗装で済むのか葺き替えが要るのかは、この下地の傷み具合で決まります。
見積もりで確認すべきこと
屋根工事は金額が大きいぶん、見積もりの内訳を必ず確認してください。特に、足場代が含まれているか、既存屋根の撤去・処分費(葺き替えの場合)が入っているか、使う屋根材のメーカー・グレードが明記されているか、の3点です。「屋根工事一式」とだけ書かれた見積もりは、あとから追加費用が出やすい典型です。同じ条件で2〜3社に出してもらい、工法の提案と金額を並べて比べるのが、屋根では特に効きます。業者によって「塗装で十分」「葺き替えが必要」と判断が割れることも珍しくないためです。
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